取扱PET薬剤固定ページ

  • FDG
  • Neuraceq

FDG

効能・効果

1. 悪性腫瘍の診断
  • 肺癌
  • 乳癌
  • 大腸癌
  • 頭頸部癌
  • 脳腫瘍
  • 膵癌
  • 悪性リンパ腫
  • 悪性黒色腫
  • 原発不明癌
  • その他
2. 虚血性心疾患の診断

左室機能が低下している虚血性心疾患による心不全患者で、心筋組織のバイアビリティ診断が必要とされ、かつ、通常の心筋血流シンチグラフィで判定困難な場合

3. 難治性部分てんかんで外科切除が必要とされる場合の脳グルコース代謝異常領域の診断
4. 大型血管炎の診断における炎症部位の可視化

重要な基本的注意

診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与することとし、投与量は最少限度にとどめること。

Neuraceq

効能・効果

アルツハイマー型認知症が疑われる認知機能障害を有する患者の脳内アミロイドベータプラークの可視化。

重要な基本的注意

  • フロルベタベン(18F)(Neuraceq®の一般名)注射液を用いたPET検査の実施にあたっては、日本核医学会、日本認知症学会及び日本神経学会の定めるガイドライン「アミロイドPETイメージング剤合成装置の適正使用ガイドライン」に基づき、適切な対象患者に検査を実施すること。
    特に無症候者に対するアルツハイマー型認知症の発症前診断を目的としてフロルベタベン(18F)注射液を用いたPET検査を実施しないこと。(アルツハイマー型認知症の発症予測に関する有用性は確立されていない。)
  • アルツハイマー型認知症の患者には脳内アミロイドベータプラークが認められるが、他の認知機能障害の患者にも脳内アミロイドベータプラークが存在することがあるため、アルツハイマー型認知症の診断は、他の関連する検査結果や臨床症状等に基づき総合的に判断すること。

適正使用ガイドラインアミロイドPETイメージング剤合成装置の適正使用ガイドライン

読影トレーニングについて

フロルベタベン(18F)注射液を用いて撮像したPET画像の読影は、フロルベタベン(18F)の読影者向けトレーニングプログラムを修了した医師が行う必要があります。
読影トレーニングについてのお問い合わせはこちらから。

製造施設認証、撮像認証について

Neuraceq®を臨床でご利用になる場合、各ご施設において日本核医学会の実施するPET薬剤製造施設認証、撮像施設認証が求められます。詳細は下記リンクをご参照ください。

未承認薬剤合成を通じた研究への支援

各成分において、今後の研究として積極的に取り組んでおります。

 

  • アンモニア
  • メチオニン
  • タウタンパク質
  • その他
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